住宅ローンを所得の関係

住宅ローンを組むうえでは所得が大きく関わってきます。当然、所得の高い人ほど借り入れできる上限が上がります。

その目安となるのが所得の7倍という数字です。金融機関によって変動したり、所得が一定の基準を超えるとこの数字が変わってくることもありますのであくまで目安の話ですが、借り入れできる額を知る上で重要な要素になります。

そして、所得によって金利や保証料等諸費用の面でも条件に差が出てきます。金融機関からすると、所得が低く、生活が苦しい人にお金を貸すよりも所得が高く生活にゆとりがある人に貸すほうが安心できるのでその分条件が緩くなります。

借りる側にすると、元金のほかにかかる費用は所得の低い人ほどなるべく抑えたのですが双方の利害が関わるところなので当然そこはシビアな対応になってしまいます。

経験豊富な金融機関や住宅会社の営業マンにあたると様々な策を講じてくれることもありますが、やはり大前提として、住宅ローンに限らず融資というのは基本的には所得の高い人に有利になるような仕組みになっています。